爪切り
我が家の爪切り事情は大きな変化が起きている。
まず15年くらい使っていた爪切りが、見事に壊れてしまった。
悲しい散り際だった。爪が硬いタイプだった自分の爪を、15年も切ってきた相棒が、最後は足の小指を切ると同時に、真っ二つに割れてしまった。
小指で割れるか⁉︎という疑念は多少あったが、そもそも爪切りの寿命ってどのくらいなのだろう?
犬くらい?馬くらい?人くらい?もしかしてセミくらい?
調べてみるとどうやら1〜2年で新しいものに交換するのがベストらしい。
そう考えると15年も切ってくれていた相棒の生命力は凄かったんだな。感謝をしていると次は、自分の住む街のゴミ袋が変わった。
昔は茶色いゴミ袋だったので、爪を切るための下敷きとしてすごく利便性があった。
広げられるし、茶色いから爪も見えやすい。
しかし新しいゴミ袋は、透明タイプ。
爪も見づらくて、落ち着かない。
次期下敷き候補がいないかと家中を探し回るが、なかなか見つからない。諦めかけてたその時、大学の卒業アルバムが見つかった。
これがいい。表紙が青だから見やすくて丁度良い。
でもそれと同時に少し疑問を持った。
爪を切るために利用される卒アルって。。
思い出を下敷きにしていいのか。
でも今は卒アルがしっくり来る。もうこれしかないというくらいに。
人間って白状な生き物だな。。
あ〜深爪〜。